1月22日 2004年(日記)

年が明けて、もはや月半ばも過ぎてしまいました。
皆様、ご機嫌よくお過ごしのことと推察いたします。
益々良い年でありますれば良いですねえ。

この日記は、わたくしごとではありますが、まあ聞いてやってください。
正月は「鬼が出るか蛇が出るか」という所、と書きましたがまさにピッタンコ！！
右往左往、山在り谷あり、池あり泥沼あり、波乱万丈の申年イントロダクション、なのでございます。
その始まりは暮れの26日、銀座での仕事が終わって、ミゾレまじりの雨の中を、日比谷駅へと・・・
最後のステージの中頃からとても苦しかったのです。3種の神器のなかで、12時間おきに使うものではなく
本当の緊急事態に使う吸入薬を、ちょっと見当たらないという理由で持っていってなかったのです。
ついに芸術座の前で、車を拾う羽目になってしまいました。救急車！！を。
10分程、来るまで雨宿りの間、腰を曲げ、膝に手を当ててへたっていましたが、警邏中のお巡りさんが
しばらく傍に居てくれたのは有難かったです。苦しくて御礼は言えなかったのですが。（救急隊員の方にも、有難う）
乗せて貰ってからも簡単にはいきません。受け入れてくれる病院探し、です。
やっと6回目の電話で見つかったようで、急行しました。御茶ノ水の駿河台日大病院です。

まず点滴、それから吸入、という順でしたが、楽になるのに、12時すぎから、2時過ぎまで掛かりました。
それからぐっすり二時間ほど眠って（二人居た看護婦さんの中年看護婦の医師への電話報告では
「いびきをかいて寝てました。」！）
支払いを済ませ、雪になった早朝の学生街を歩いて、御茶ノ水駅から始発の電車で帰宅しました。

30日，5回目の鍼。30、31は体調ちょっと上昇、明けてもずうっとウロウロ。

20日現在、8回目の鍼が終わった所ですが、残念なことに、11月初めのあの劇的な改善は見られず、
痰の回数多く、相変わらず眠くて目はショボショボし続けて居ります。

しかし、只ひとつ光明と思えるのは、浅い呼吸で苦しくはあるけれど、きちんと息を吐けば、
以前では考えられなかった深い呼吸が出来るようになっている、ことです。
これを「蜘蛛の糸」と考え、私には合っていると思う「鍼」を続けるつもりです。