「お知らせ」（バックナンバ−） 2001年

明けまして おめでとうございます。
新世紀の始まりですが皆さまには良いお正月をお迎えの事とお喜び申し上げます。
今年も皆さまが益々色んな歌を唄えるよう｢会｣を良い環境にして行きたいと考えています。
21世紀も「あなたが唄う会」をよろしくお願い申し上げます。

さて今年の予定です。
基本的に 毎月、第二日曜日、午後2時 からと
               第四木曜日、午後2時 からの
月二日制にいたします。場所は「ミュ−ズ」です。
お誘い合わせの上、是非、お出かけ下さい。
1月
１４日（日）ミュ−ズ  （044-951-9906）
２５日（木）ミュ−ズ
               ２時開場   5時まで
         お待ちしています。

       詳しくは久冨までお問い合わせを。
                   T/F 03-3415-3329
           ☆ 電話番号が変わりました。

2月
    2001年、新世紀最初の一ヶ月も、瞬くうちに
過ぎてしまいもう如月です。色んな出来事で
小さい穴、修復できないような穴、すぐに何とかなりそうな穴、など胸にあいてしまった方もいらしゃるでしょうが、もし時がその穴埋めをしてくれるとしても、過ぎ去った時間は取り返せません。
これからの生活に潤いを与え、充実した時間を、
音楽することでもぎ取ることが可能なら、皆さんのお手伝いが出来る私も幸せです。

2月25日夕方、六年間寝たきりだった友人のピアニストの母上が、彼の、ステ−ジでの演奏中に亡くなりました。その夜と次の夜、二晩母上と彼、僕の三人で過ごしましたが、二人を見ていて人と人とのつながり、就中　母親と一人息子というはかりしれないほどの深い絆について考えさせられました。
母上は97歳とは思えないほどきれいで可愛いらしゅうございました。　　合掌

4月

「ウｵ−ﾂ！　桜ガ咲いてる。」とバスの中で
つい叫んでしまいました。　　たまたま乗客はご婦人が一人、離れたところに座っているだけだったので、あまり恥ずかしい思いはせずにすみましたが、それよりなにより毎年決まりきった自然の営み…などとは口が曲がっても言うことが出来ない花びらの勢い、春の香り。
桜並木の下を通過するバスの中でひとり感激していました。
23日の開花宣言から2,3日完独（完全な独立）のため周りを見る暇がなかったのです。

*転居しました。

〒　215-0026　川崎市麻生区古沢521-203

　　　　　　　　　　　T/F　044-953-8839

津久井道。古沢の交差点を北に入ると、「オッ」という間もなく田園風景がひろがる。
曲がりくねった道路の右側は山、左側は田んぼで其の向こうは丘陵になっている。
車二台やっとすれ違えるかどうかという道を行くと右側は住まいが並らび色々な木々、花々が住んでいる人の気持ちを表すかの様に在る。
つい先日までは桜、そしてそのなかに連翹（れんぎょう）の黄色の鮮やかさが夕暮れを過ぎてさえ瞼に強烈な残影をもたらす。
そんな所にいま居を構えています。

「おせち料理」「炒った大豆」「白酒」「花見」「柏餅」とくれば次は「鰹」といきたいところですが、（全編食べることばかりで恐縮です）これは五月のもの。僕の頭ではどうしても『雨』。このところ多くなった雨の日にもめげず仕事に出るときは必ずMTBで新百合ｹ丘まで行きます。引っ越して二ヶ月経った今、ますますこのあたりが気に入っています。
たとえ道の途中何箇所かに『古沢地区急傾斜地崩壊危険区域』川崎市治水事務所　という立看板が立っていても。

古沢その3　私の、仕事からの帰還時間はシャンソニエが終わってからという性質上ほとんどが真夜中。新百合ヶ丘からMTBで『古沢』の交叉点を右折するとすぐ左側から蛙たちのコ−ラス。苗の根付いた、水がタップリの田んぼが月明かりや街灯でチラチラと見え隠れします。
2〜300メ−トル来ると左側のお家からぼんやりした光が道路にさしています。　三角の出窓にある
とんぼの図柄のステンドグラススタンドからなのです。　黄色いんですよ、其の光が。温かいんです。街灯の白い光とはまったくの別のものなんです。
ここを通るといつも其の日の疲れとか嫌なことを忘れる気がします。蒔野さん、いつもありがとう。

古沢その４　な〜んにもなんです。な〜んにも無いんです。「何が？」って物を売り買いする所、「お店」！がです。わが庵を中心にして半径400ｍいや450mのなかに店が一軒も無いのです。いっそ清清しい環境です。
僕の原風景、小学校の頃暮らした九州阿蘇の、外輪山に囲まれ西日を一杯に浴びた大観峯（だいかんぼう）を背にし、左手に五岳を眺めたあの感じに、スケ−ルこそ違え相通ずるところがあるようで、また気に入ってます。

   「あなたが唄う会」 のお知らせ
何度か川崎市立の温水プ−ルに行ってます。
ある日プ−ルサイドで休んでいますと一番端の完泳出来る人しか入ってはいけないコ−スに、小さな男のこが滑り込み泳ぎ始めました。本人はクロ−ルのつもりでしょうが、フォ−ムもなにもメチャクチャで、水飛沫を一杯に上げて進んでいきます。元気印だけで生命力の塊。タロ−風に言えば「爆発だ！」という所。私の感想「う-ん、元気だなぁ。」とそれだけ。これって　？？？　ですよね。 
 Won't you analyze me?

10月

私からは、小さな小さなニュ−スです。
8月31日は第五金曜なので仕事が新宿の「Qui」でした。夕方6時半頃MTB で出かけましたが蒔野さんち前で足を止めてしまいました。ステンドの電気スタンドが変わっている！まるでデｲズニ−のアニメに出てくるおとぎばなしの中のきのこの笠みたいな形で…
和紙と竹ひご(と思いたい)で出来ているのです。
あったかくて，夜中の帰宅に楽しみが増えて、
ほのかに明るくて。衣替えだったんですね。

テロで犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。

11月

あれは10月10日のことだったと思います。銀座のシャンソニエ　マヴィの仕事を終えて帰ってきた私は入り口の右の白壁にとまっている小さな生き物を見つけました。
それは年老いた一匹の蜻蛉でした。(難しい質問はお受けできません)其の夜は雨でしたのでもしかすると雨宿りのつもりだったのでしょう。
お話は出来ませんでしたが気になっていたので翌朝起きてすぐにドアを開けて見ますとすでに飛んで行った後でした。ヤァ頑張ってるな。
これから先の自分の生き様をちょっと考えさせられました。
古沢は、お花畑にコスモスが満開です。

12月

古沢その7　草や木，花そして昆虫などの名前を全く知らない私が，仕事の行き帰りに眺めた結果今やわが沢は大根，人参、里芋などほんの数種類残っているだけの平地になっています。稲穂は切り株になり25人の案山子も見えずコスモスもはるか記憶の彼方です。でも来年又同じ姿を見ることが出来ることはほぼ確実。
それを考えると楽しく生きていけそうな気がします。さて今年最後の月，唄って締めくくりましょう。

12月の予定です。
お誘い合わせの上、是非、お出かけ下さい。
　9日（日）ミュ−ズ  （044-951-9906）
               ２時開場   5時まで
　27日（木）
　　　「一品持ち寄り年忘れあなたが唄う会」
　　　　　　　　1時開場　5時まで
　　　　（楽譜と何か一品お持ち下さい。）
         お待ちしています。
    　　   詳しくは久冨までお問い合わせを。
                　   T/F 044-953-8839
              　     K  090-1050-0538

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