7月30日2004年

日記です、「私、バカよね〜。」の。
　何を隠しましょう、6月終わりから、またぞろ喘息が復活してきて、少しずつ体調を崩しておりました。
　6/30,7/13とごみぶちクリニックに行って、薬の変更。
　先生が、夏休みを取られるため、29日まで診察は無し。懸命にお薬を続けました、
　が、何が加勢しているのか、奴は強くなるばかりで、ついに昨年暮れに使っていた、
　緊急用吸入薬まで持ち出す羽目に。その吸入薬でも高々3時間しか発作を抑えられません。
　
　29日、マヴィ（銀座）の臨時の仕事です。
　店についてカバンの中を見て驚いた。「ア〜ッ！！」薬が何もはいってない。
　そこで出ました、「わたしバカよね〜っ！」いえ、笑い事ではないのですが・・・
　
　シャツを着替え、椅子に座り、咳をしながら，気息を整え、腹をくくりました。
　やることは、神様に祈るだけ。いかに苦しくても、何とか仕事をさせて戴きたい、と。
　伴奏をストップすることがありませんように、と。目をつむり、集中しておりました。
　
　そこへ、スッと現れ,「どうしたの？｣と申されたのは、先ほどご挨拶を交わした2年ぶり
  池田純子さん。「お薬あるわよ。」「喘息にも効くの。」（えーッ、私の喘息を知る由もないのに。）
　そのお言葉に「はい，下さい。」と私。
　彼女が白いポーチから取り出したのは、ななつの銀の粒。
　「これ、ういろう　というんだけど、口に含んで」と純子女神様。
　
　結局、3ステージの前に念の為　あと7粒戴いて、一晩乗り切りました。
　
　帰ってネットで調べますと、ういろう（外郎）は生薬で、小田原で売っており、その効能は
　「咳、と痰きり｣なので、発作が咳、痰から始まる喘息には、当然、効いたわけです。
　
　挨拶して店を出るとき池田純子さまは、物凄くスラ〜ッとして、スタイルの良い菩薩、に見えました。
　南無純子観世音菩薩！
　
　30日、ごみぶちクリニックに診てもらいに行き、これから体調が落ち着くまで
　通院、注射、吸入、の毎日でございます。

　夜、ちょっと無理して、下田（古沢）に寄りました。
　剣豪小説風に言えば、戸田流高柳派、高柳又四郎、は音無しの構え。
　残念。